「耐久性と美しさ、フッ素樹脂コーティングの革新。」
フッ素樹脂加工(テフロン®)のことなら株式会社COMPASUにすべてお任せください!!
フッ素樹脂加工に関するご質問や疑問にも丁寧に対応させていただきます。是非、お気軽にご相談ください。
当社は、フッ素樹脂コーティング業界において、技術ノウハウと確かな品質、熱意あるチームワークで社会に貢献しております。また気さくなコミュニケーションスキルを持つ6名のチームメンバーと、この道25年フッ素樹脂コーティング業に携わってきた豊富な経験を持つ先人で構成される、家族のような温かい職場環境をモットーに、日々お客様の要求事項や課題解決に努めております。また私たちは、日々の技術革新と次世代の人材育成に力を入れており、さまざまな持続可能な社会の実現に向けて努力を続けております。
お客様の成長を支えることが私たちの喜びです。また私たちはお客様との信頼関係を最も大切にし、既存のお取引様、新規のお引取様と育む絆を通じて、お客様の目標達成に向けた支援を全力でサポートさせていただきます。
お客様と一緒に築く未来に、私たちも大きな期待を寄せさせていただければと存じます。
私たちのあふれる情熱と確かな品質をぜひご体感ください(^^♪
当社の事業内容
BUSINESS DETAILS
| フッ素樹脂コーティング加工(テフロン®)
フッ素樹脂コーティング(テフロン™コーティング)とは、フッ素樹脂が持つ様々な特性(非粘着性や撥水性、すべり性、耐薬品性、高い耐熱性を持つ)を、部材の表面に与えることで、コーティング材の密着を向上、くっつき・粘着の防止、摩擦の低減、部材の保護などを実現する表面処理工法です。またフッ素樹脂は以下の特性を付与します。
・耐熱性については、高い結合エネルギー原子を持ち、およそ195度から400度間の使用耐性があります。また、連続使用温度は通常260℃とされています。
・低温時における耐衝撃性では低温の環境下でも優れた耐衝撃性を持ちます。
・耐燃焼性では電子分解力に耐えられるため、高温時の難燃性質をもっています。
・電気絶縁性では高電圧でも絶縁抵抗をおこなうため、電気・電子部門の部品性能付与にも役立ちます。
・低摩擦性にでは摩擦係数が非常に小さいため基材にすべり特性を付与できます。
・非粘着性ではフッ素樹脂表面に接した物質と接着することがほとんどありません。
・耐薬品性では一般的な化学薬品からの影響を受けることなく使用可能です。
・無毒性: 人体に無毒なため、食品に対して使用が可能です。
フッ素樹脂は「耐熱性」、「非粘着性」、「撥水/撥油性」、「低摩擦性」、「耐薬品性」に優れているため、フライパンや自動車部品、家電製品、食品設備部品、半導体装置部品など多岐にわたり使用されています。フッ素コーティングは、常温でコーティング可能な方法であり、防汚性や指紋付着低減などの特性を活かすことができます。
樹脂塗料にはPTFE、FEP、PFAなどの様々な特性の種類があり、用途に応じて使用されます。塗布後は高温で焼き付けることで、耐久性のあるコーティング層を形成します。
| サンドブラスト加工 / ガラスビーズブラスト加工
サンドブラストとは、研磨剤を圧縮エアーで製品の表面に直接吹き付けて凸凹に加工する技術です。通称ブラストとも呼ばれており、対象となるワークでは金属、非鉄金属、セラミック、ガラスなど硬質なものが主である。
<仕組みと用途>
サンドブラストは、砂、アルミナなどの研創材をノズルから高圧噴射し、ターゲット基材に当てて汚れを取り除いたり、表面を粗くしたりする工法です。塗装の下地処理やサビ取り、装飾など多くの用途で使用されます。研創材は砂だけでなく、セラミック、樹脂、ガラス、プラスチック、金属など用途にあわせて様々なものを使用します。
☞ 特徴とメリット
様々な用途に適用可能で、幅広い製品を加工することができます。
加工面に方向性が生じないため、均一な仕上がりが得られます。外観の仕上がりを調整でき、特性を向上させることも可能です。
☞ デメリット
複雑な形状の製品は完全に加工できないことがあります。また薄物製品ではブラスト圧力により変形する可能性があるため、注意が必要です。大きな製品は加工時間が長くなることがあります。その場合は一度当社へご相談ください。最適なご提案をさせていただきます。
フッ素樹脂の種類
融点/連続使用温度 | 特徴 | |
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PTFE (Poly Tetra Fluoro Ethylene) | 327℃/260℃ ※融点は平均値です | PTFEはフッ素樹脂のなかで最も多く生産される白色の結晶性樹脂で、耐薬品性や潤滑性に優れます。フッ素樹脂のなかでも低摩擦性に優れ、固体潤滑材としても利用されます。また、溶融粘度が高く融点近くでも柔らかくなりにくい特徴があり、家庭用のフライパンのコーティングでよく知られています。 |
PFA (Per Fluoro Alkoxy Polymer) | 300℃/260℃ ※融点は平均値です | PFAはPTFEの溶融粘度を下げて射出成形できるように開発された樹脂で、テトラフルオロエチレン(TFE)とパーフルオロビニルエーテル(PFVE)との共重合体で半透明のフッ素樹脂です。耐薬品性、非粘着性に優れており、耐食コーティングや耐食ライニング、非粘着・離型コーティング材料としても利用されています。 |
FEP (Fluorinated Ethylene Propylene) | 265℃/200℃ ※融点は平均値です | FEPはPFAより早く開発された溶融性パーフルオロポリマーで、TFEとヘキサフルオロプロピレン(HFP)との共重合体です。低温の離型性に優れているため非粘着・離型コーティングとしても利用されます |
ETFE (Ethylene Tetra Fluoro Ethylen Copolymer) | 245℃/150℃ ※融点は平均値です | ETFEはTFEとエチレンとの共重合体で、非常に加工性が良い樹脂ですが、パーフルオロポリマーではないため、PFAなどのパーフルオロポリマーに比べて耐薬品性は少し低下します。 |
フッ素樹脂の特性
非粘着性 | 付着性の強い粘着物に対してもくっつきにくく、付着しにくい性質です。汚れなども簡単にとれるようになります。 |
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撥水・撥油性 | 表面に水や油がついても良くはじく性質です。水や油をはじきやすく、汚れが付きにくく洗浄が簡単に行えます。 |
耐熱・耐寒性 | プラスチックのなかでは高温環境でも使用でき、PTFEの連続使用温度は260℃になります。また寒さにも強く-250℃の低温にも耐えます。 |
耐候性 | 紫外線の影響を受けにくい性質です。長い時間屋外で使用しても劣化することがありません。 |
低摩擦性(すべり性) | 摩擦による抵抗が小さく摩擦係数が大変低いためすべりやすい性質です。特にPTFEは固体潤滑材としても利用され、潤滑性にも優れます。 |
耐薬品性 | ほとんどすべての薬品や溶剤に侵されたり溶けたりすることのない性質です。一部の溶融アルカリや高温環境のフッ素ガスなどを除き、侵されることがありません。 |
電気特性 | 絶縁耐力(絶縁破壊の強さ)、体積抵抗率、表面抵抗率が大きく、電気絶縁性に優れます。 |
純粋性 | 化学的に不活性なため、高純度な液体の搬送経路にも利用できる性質です。 |
主な用途
☑食品用機器 フライパン/炊飯窯/ロール/練り機/焼き型他
☑産業用非粘着分野 ヒートシーラ/攪拌機/遠心分離機/成形用金型/ロール類など
☑化学プラント 配管/タンク類/バルブ/ポンプ類など
☑半導体製造装置 はんだ治具/半導体製造ラインなど
☑潤滑関係 ベアリング/ピストンリング/精密機器部品/エスカレーターガイドなど
☑OA機器 定着ロール/分離爪など
☑絶縁関連 各種電極/精密機器部品など
☑航空宇宙産業機器
当社では様々なフッ素樹脂コーティング加工が可能です!

PTFE (ソリッドコーティング)
材質:A5052(アルミ合金)
膜厚:片側30μ
用途:産業機械装置部品
目的:電気絶縁性(金属の酸化や腐食を防ぐ)

PTFE (メタリックコーティング)
材質:アルミプレート削出し
膜厚:片側35μ
用途:食品用焼き金型
目的:離型性、洗浄性の向上。
メンテナンスコストの削減

FEPコーティング
材質:A7075(アルミ合金)
膜厚:片側70μ
用途:半導体装置部品
目的:耐薬品性、耐食性の向上。パーティクルの低減
茶色のプライマー(下地)の上からクリヤのトップコーティングを施してあります。
※写真は影がかかり黒色に見えますが、実際は濃い
茶色です。
マスキングもお任せください。

フランジケース
材質:A5052
業種:半導体製造装置部品
マスキング箇所:内径マスキング
マスキング事由:長さ寸法に
精密公差がはいっているため

ストッパーブロック
材質:SUS304
業種:工作機械部品
マスキング箇所:内径
マスキング事由:非絶縁箇所のため

フレキシブルテーブル
材質:A7075
業種:小型NC専用機
マスキング箇所:ピン穴
マスキング事由:相手方との摩擦による剥がれ防止のため
様々なお色を取り揃えております!

ブラウン
ポリフロンPTFEは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)ベースの水系塗料です。耐熱性と非粘着性に優れ、家電や厨房機器に適しています。被膜はブラウンで、光沢値は15~25、鉛筆硬度はH~2H、耐食性も高いです。

ホワイト
耐熱コーティングで、連続使用耐熱温度は300℃あります。また短時間の使用であれば、500℃程度の高温にも耐える性能を持ちます。調理器具から産業機器、さらには航空宇宙分野まで、幅広い製品に利用されています。特に高温に耐える必要がある部品や機器の性能向上と長寿命化に貢献しています。

ブロンズ(メタリック)
フッ素樹脂とテトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンの結合製品です。この耐久性のある素材は、さまざまな耐性に優れており、特殊な加工によって高い耐久性を持ちます。また耐食性、耐薬品性や耐摩耗性にも優れており、FDA(Food and Drug Administration)も取得していますので、食品関安全性の確保が必要な産業で活用されています。

グレー
左記のブラウン同様、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)ベースの水系塗料です。被膜はグレーで、光沢値は15~25、鉛筆硬度はH~2H、耐食性も高いです。

ブラウンメタリック
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)ベースの水系塗料です。塗膜はグレー色で、光沢値は15~25、鉛筆硬度はH~2H、光沢値は15~25、鉛筆硬度はHから2H。
※イメージでいうとマンセル番号「5YR4/4」にメタリックがかかったイメージになります。

グリーン/ グリーンメタリック
ポリテトラフルオロエチレン (PTFE)ベースの 水系塗料です。塗膜はグレー色で、光沢値は15~25、鉛筆硬度はH~2H、光沢値は15~25、鉛筆硬度はHから2H。

チョコレート
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)ベースの水系塗料です。被膜はチョコ色で、光沢値は15~25、鉛筆硬度はH~2H、耐食性や耐熱性、熱水試験、塩水噴霧試験、熱油試験などでも異常が見られません。

ブラウン+クリア
テトラフルオロエチレン-ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)ベースの水系塗料です。被膜外観ではクリアでピンホールのない被膜を形成します。耐薬品性、耐熱性や非粘着性に優れており、さまざまな用途に適しています。
※写真ではトップコートのクリアが見にくいのですが、実際はしっかりとクリアがのっており基材に光沢があります。
その他の色、また様々な基材へのコーティング実績がございます!
是非お気軽にお問い合わせください。

みなさまのお悩みにピッタリと寄り添います。
お客様のご要望やお悩みにしっかりと耳を傾け、最適なフッ素樹脂コーティングのソリューションをご提案いたします。
「摩耗を防ぎたい」「滑りを良くしたい」「耐薬品性を向上させたい」「非粘着性を活かした加工を施したい」など、どんなお困りごともお聞かせください。
当社は、業界トップクラスの技術力と豊富な経験を活かし、お客様の製品や設備に最適なコーティングを提供します。試作・小ロット・特殊仕様にも柔軟に対応し、コストと品質のバランスを考えた提案をいたします。「こんなことできる?」といったご相談も大歓迎です。
お客様の課題を解決するパートナーとして、私たちがピッタリと寄り添います。